多くの男性が、暖かくなると体や顔の保湿を怠りがちですが、実は肌は一年通して保湿が必要です。乾燥した空気や紫外線などの外的要因によって、肌はいつも乾燥しがちです。そのため、日々の保湿ケアは肌を綺麗に保つうえで重要です。
肌ケアをしよう!と思っても何を使っていいか分からな方が多いと思います。肌にも様々なタイプがあり、自分の肌タイプに合った化粧品を使うのがオススメです。まずは自分が本当はどの肌タイプに当てはまるのか、どのようなケアが適切かを知りましょう。
今回は、男性の悩みが1番多い顔の『脂』について詳しく解説します。
目次
脂性肌「あぶらしょう」(オイリー肌)とは
皮脂が過剰に分泌される肌のことです。
皮脂は本来であれば私達の肌を護る為に重要なもの。
そんな皮脂が過剰に分泌してテカリやベタつきがおこっているのは、皮脂によって護らなければならない程、肌が無防備な状態になっいぇいるのです。肌質には色々なタイプがあります。
1.普通肌…水分と皮脂のバランスが良い
2.脂性肌…水分皮脂ともに多い
3.混合肌…額やTゾーンはベタ付きがあり、目元、口元、頬は乾燥を感じる。
4.インナードライ…水分が少なく皮脂が多い。
5.乾燥肌…皮脂も水分も少ない。
皮脂が多くなるのは脂性肌、混合肌、インナードライの3つです。
これらは一見すると見分けるのが難しいですが、違いは水分(保水力、保湿力)がある点です。
乾燥が無く、顔が異常にテカリ、常時ベタつきがある状態は脂性肌の可能性が高いと言えます。
脂性肌の原因である皮脂分泌を抑えテカリやベタつきを無くすには肌のバリア機能を高めることが肝心です。
肌質は先天的なものだけでなく、生活習慣やスキンケア、季節によっても変化します。
後天的、一時的なことで変化した肌質は原因を知ってスキンケアなどで対策すれば改善出来る可能性も大です。
脂性肌を改善する為にも、諦めずに正しいスキンケアを続ける事が大切です。
メンズ肌質別お手入れ方法
●普通肌
日常的な保湿と洗顔が重要です。適度な保湿剤を使用し、肌を清潔に保ちましょう。
●脂性肌
過剰な皮脂をコントロールすることが大切です。油分の少ない製品を使い、定期的に洗顔して毛穴を詰まらせないようにしましょう。
●混合肌
Tゾーン(額・鼻・あご)が脂性で、他の部分が乾燥している場合があります。それぞれの部位に合わせたケアが必要です。脂性部分は軽い製品を、乾燥部分はしっかりとした保湿剤を使用しましょう。
●インナードライ(隠れ乾燥肌)
表面上は油分があり脂性に見えるが、実際には乾燥している状態です。しっかりとした保湿が必要ですが、過剰な油分を含む製品は避けましょう。
●乾燥肌
保湿が最も重要です。リッチな保湿剤を使い、洗顔後すぐに保湿を行いましょう。また、過剰な洗浄や刺激は避けるようにしましょう。
各肌質に合った製品やスキンケアルーティンを選ぶことが大切です。また、季節や環境の変化に合わせて調整することも忘れないようにしましょう。
脂性肌(オイリー肌)のメンズの特徴
オイリー肌のメンズは皮脂が多く分泌されてしまうので顔のテカリが目立ちます。また毛穴が開き、ニキビや吹き出物が出来やいのが特徴です。
●男性ホルモンのオイリー肌への影響
脂性肌(あぶらしょう)とはオイリー肌などと呼ばれますが皮脂の分泌が過剰になっている肌の事です。
男性ホルモンの一種「テストステロン」やステロイドホルモンの一種「アンドロゲン」が皮脂分泌を司っています。それらはストレスや生活習慣、遺伝的要因、加齢などの影響を受け皮脂の分泌も過剰になると考えらています。
●なぜ男性の肌は汚いのか?
男子の肌荒れの原因はシェービングによる肌のダメージや日常的なケア不足、ホルモンバラン氏の影響、心理的なストレス、偏った食生活、睡眠不足などがあげられます。
男性の肌は皮脂量が多く、水分量が少ない為、乾燥やニキビ、吹き出物等の肌トラブルを起こしやすい傾向があります。
●オイリー肌は生まれつき?
オイリー肌になるのは生まれつきのタオ室もありますが、生活習慣の乱れや過度のストレス等で、日常の習慣が深く関わっていると考えられています。
●なぜ男性は顔の脂が多いのか?
男性は女性に比べ皮脂が分泌されやすいのは、男性ホルモンの働きと毛穴の大きさです。男性は皮脂量が女性の3倍ともいわれています。
脂ぎってギトギトに見えるのに実は乾燥肌
インナードライ(隠れ乾燥肌)って知っていますか?
脂っぽいから何もつけなくて大丈夫!や脂っぽいから乳液とかクリームはつけなくて大丈夫!と思っている男性の皆さん多いみたいですが…お肌には適度な水分と油分が必要です。
顔が脂ぎっているから乾燥していないでしょうと思っていても実はインナードライで皮脂過剰分泌と同時に肌が水分不足になっている可能性があります。
肌表面は脂で光り、しかし下層の角質層が水分不足でカサついている事があります。
保湿を怠ると肌が乾燥して、余計に皮脂を出してしまうのです。適度な保湿ケアを心掛けましょう。
インナードライの改善方法
●保湿: 日常的な保湿ケアが重要です。洗顔後や入浴後には、適切な保湿剤を使用して肌をしっかりと保湿しましょう。
●適切な洗顔: 強すぎる洗顔料や熱いお湯での洗顔は避け、肌を乾燥させないように注意しましょう。穏やかな洗顔料を使用し、ぬるま湯で洗顔することをお勧めします。
●栄養バランスの良い食事: 肌の健康には栄養が欠かせません。ビタミンやミネラルを豊富に含む食品を摂取し、肌に良い影響を与えることができます。
●適切な水分摂取: 十分な水分を摂取することで、肌の内側からも潤いを保つことができます。1日に推奨される水分摂取量を意識して摂取しましょう。
●スキンケア製品の選択: 敏感肌用や保湿成分が配合されたスキンケア製品を選ぶことで、肌の水分量を保ち、肌質を改善することができます。
●適度な湿度の保持: 室内の湿度が低い場合は加湿器を使って湿度を保つことも有効です。特に乾燥した季節やエアコンの効いた部屋では、肌の乾燥が進みやすいため注意が必要です。
これらの方法を組み合わせて、インナードライの肌質改善に取り組んでみてください。
体の中で最も皮脂が分泌される順番
1.顔(Tゾーン)
顔の中でも特に額、鼻、顎のTゾーンが皮脂分泌が多い領域です。(女性よりも皮脂腺が多い)
2.胸部
胸部にも多くの皮脂腺があり、特に男性の場合は胸元でテカリが目立つ事があります。
3.背中
背中も皮脂分泌が比較的多い部位で、背中のニキビが発生しやすい事があります。
4.頭部
髪の毛や頭皮も皮脂が分泌されやすい部位で、これが頭皮の脂っぽさやフケの原因になる事もあります。
5.上腕部
腕の上腕部にも一部の皮脂腺が存在し、顔や胸程ではないものの一定の皮脂分泌がみられます。
6.下腕部
腕の下腕部は一般的には他の部位よりも少ない皮脂分泌が行われます。
7.手
手の指や手の甲も一部の皮脂腺がありますが、他の部位と比較すると分泌量は少ないです。
8.脚
脚や足の皮脂分泌は一般的には他の部位よりも少ない傾向があります。
食生活の注意点
1.バランスの取れた食事
穀物、野菜、果物、タンパク質を含む食事を心掛けましょう。
〇これらの食品を組み合わせる事で必要な栄養素を均衡よく摂取する事が可能。
2.オメガ-3脂肪酸の摂取
魚やナッツなどからオメガ-3脂肪酸を摂ると皮脂のバランスを保つのに役立ちます。
〇抗炎症作用……炎症を抑制する働きがあり、ニキビや他の皮膚トラブルの緩和に役立つ。
〇皮膚バリアの強化……水分保持能力を改善し乾燥や肌荒れを防ぐ。
〇皮脂バランスの調整……皮脂の過剰分泌を抑制し肌の油分バランスを整えるのに役立つ。
3.繊維質の食品摂取
穀物や豆類などの繊維質の食品は新陳代謝を促進し、肌の健康をサポートします。
〇消化器官の健康……腸内の便を柔らかくし排便を促進する為、便秘や消化不良を予防し肌の健康を維持。
〇血糖値の安定化……急激な血糖値の上昇や下降は皮脂分泌を刺激し脂性肌を悪化させるが、急激な変化を
抑制し肌の健康をサポート。
〇腸内環境の改善……善玉菌の増殖を促進し免疫機能の強化や炎症の抑制に役立ち肌トラブルをj軽減。
〇満腹感の促進……消化が遅く満腹感を維持させ、過剰な食事摂取を防ぎ、体調管理や肌の健康に良い影響
を与える。
4.ビタミンとミネラルの摂取
A.C.Eや亜鉛などの栄養素を含む食品を摂り入れましょう。これらは肌の健康維持に寄与します。
〇ビタミンA……皮脂分泌を調整しニキビ予防に役立つ。
〇ビタミンC……皮膚のコラーゲン生成を促進し皮膚を引き締める助けます。
5.加工食品や糖の制限
〇高脂肪や糖分の多い食品を避けできるだけ自然な食材を選ぶように心がけましょう。
6.適切な水分摂取
〇十分な水分を摂ることで肌の水分バランスを保ち皮脂の分泌を調整します。
7.食物アレルギーの注意
〇特定の食物に対するアレルギーがあれば避けるようにしましょう。
アレルギーが肌トラブルを引き起こすことがあります。
脂性肌にオススメな食べ物
1.魚
オメガ3脂肪酸を含む魚(鮪・鯖・秋刀魚)などは皮脂のバランスを調整し肌を健康に保つのに役立ちます。
2.野菜と果物
ビタミンや抗酸化部質が豊富な野菜や果物は肌に栄養を補給し健康的な状態を維持します。
3.ナッツと種
アーモンドやチアシードなどのナッツや種には肌の健康に良い脂肪やビタミンが含まれています。
4.全粒穀物
オートミールや玄米など全粒穀物は繊維を提供し肌の新陳代謝を促進します。
5.乳製品
低脂肪のヨーグルトやチーズに含まれる亜鉛やビタミンAは脂性肌の管理に役立ちます。
6.レンズ豆と豆類
レンズ豆や豆類はタンパク質と食物繊維が豊富で肌に必要な栄養素を提供します。
7.緑茶
抗酸化作用のある緑茶は肌の健康維持に寄与します。規則的に摂ると良いでしょう。
脂性肌を改善する方法
1.適切な洗顔:軽い洗顔料を使用し、過剰な皮脂や汚れを取り除きますが、肌を乾燥させないように注意してください。
2. 適切な保湿:脂性肌でも保湿は必要ですが、軽いテクスチャーのオイルフリーの保湿剤を選びましょう。
3.毎日の日焼け止めの使用:日焼け止めは脂性肌でも重要です。オイルフリーやノンコメドジェニック(毛穴を詰まらせない)などのラベルを確認し、軽いテクスチャーのものを選びましょう。
4.適度なスクラブやピーリングの使用:定期的なスクラブやピーリングを行うことで、毛穴の詰まりを解消し、肌を滑らかに保ちます。
5.低刺激の化粧品の選択:アルコールや香料が含まれていない、肌に優しい化粧品を選びましょう。
6.バランスの取れた食生活:食事によっても肌の状態は影響を受けます。バランスの取れた食事や水分摂取を心がけましょう。
これらの方法を組み合わせることで、脂性肌を改善し、肌のバランスを整えることができます
まとめ|スキンケア対策ならZELMO
今回は、様々な肌タイプ、特に脂性肌について解説しました。
脂性肌は皮脂分泌が過剰で、皮脂が毛穴に詰まりやすく、ニキビや吹き出物の原因になることがあります。
脂性肌の人は、洗顔や化粧水などのスキンケア製品を選ぶ際に、皮脂を過剰に取り除くとこなく、肌の水分と油分のバランスを保つ成分を含んだものを選びましょう。
さらに、食生活やストレスなどの生活習慣改善に取り組み、脂ギトギトな肌を卒業しましょう!
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