「シャツから胸毛がはみ出してしまう」「胸毛が多すぎて水着を着るのをためらう」という男性は少なくありません。胸毛へのコンプレックスがあって脱毛に興味はあるけれど、どれくらいの回数や費用がかかるのか気になるという方もいるでしょう。また、本当に効果が得られるのかも気になりますよね。
そこで今回は胸毛の脱毛に関して徹底調査しました。女性の胸毛に対する印象や脱毛方法の違い、胸毛脱毛を早く完了するコツや胸毛脱毛のメリットまで解説します。
胸毛脱毛のクリニック選びに迷っている方も、まずは効果的な脱毛方法を知ってできるだけ早く完了できる脱毛を選びましょう。
目次
胸毛に対する女性の印象
現在付き合っている彼女や過去にお付き合いした女性から胸毛を指摘されて、胸毛にコンプレックスを持つようになったとういう男性もいます。女性は胸毛にどんな印象を持っているのかを調べてみました。
胸毛を整えて欲しいと答えた女性は約44%
2019年に行われたアンケートによると、ヒゲ以外で男性に整えて欲しい部分として女性の44.2%が「胸毛」と答えたことがわかりました。ヒゲ以外で整えて欲しい部分のなかでは胸毛が圧倒的に多く、2位の「手・指の毛」と答えた女性は15.4%となっています。[注1]
この結果からも生えっぱなしの胸毛にいいイメージを持っていない女性が多いことがわかりますよね。
[注1]PR TIMES:【アンケート調査】男性に除毛・脱毛して欲しい部分|女性は胸毛に強い嫌悪感
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000039561.html
女性が胸毛に抱くイメージ
2017年に行われた胸毛に対する印象に関する調査では、「まあいいけど、生えてない人のほうがいい」と答えた女性が全体の44.9%、「嫌だから処理してほしい」と答えた女性が24.7%となっていて、胸毛にいいイメージを持っていない女性が多いことがわかっています。
一方、3.2%の女性は「ワイルドで素敵」という印象を持っていると答えているため、胸毛にいい印象を持っている女性もいました。ただかなり少数派ですので、女性の大半が胸毛にあまりいいイメージを持っていないと考えておくといいでしょう。また、15.8%の女性は「嫌だけど処理されるのはもっと嫌」と答えていました。[注2]
以上から、胸毛以上に処理しているという事実に嫌悪感を抱く女性が一定数いることがわかります。
[注2]マイナビウーマン:男の胸毛って女子的にどうなのさ! 「嫌だから処理して」⇒○%
https://woman.mynavi.jp/article/160402-9/
胸毛脱毛は毛量を調節できる
胸毛脱毛というと胸毛が全くないツルツルの状態をイメージする方が多いかもしれません。この後胸毛脱毛の方法を紹介しますが、どの脱毛方法でも胸毛をツルツルにすることもできますし、逆にある程度残してナチュラルな状態にすることもできます。
先ほど紹介し調査で「嫌だけど処理されるのはもっと嫌」といった女性がいることからもわかるように、処理したこと自体に苦手意識を持つ女性もいます。現在お付き合いしている彼女がいるのであれば、その彼女の様子を見ながらツルツルにするのか、ナチュラルにするのか決めてもいいでしょう。お付き合いしている女性がいないのであれば、なかなか胸毛を見られることはないので、今のうちにご自身の好みで脱毛をしてみてはいかがでしょうか。
いったんツルツルにしてしまうと、生えて欲しいと思っても生えてくることはありません。後悔しないためにもいったんナチュラルな状態にしてから、完全に脱毛するのかそのままにしておくのかを決めるのも一つの方法です。
胸毛脱毛に効果的な脱毛とは?
胸毛脱毛をしようと考えている方、興味を持っている方は今までに脱毛について調べたことがあるかもしれませんね。一般的に脱毛方法は大きく分けて3種類あります。
光脱毛
光脱毛はフラッシュ脱毛とも呼ばれる脱毛の方法で、毛を生やす細胞に光を当てることで毛を減らしたり細くしたりする脱毛です。光脱毛は「脱毛サロン」「エステサロン」で行われており、3つの脱毛方法のなかでは一番リーズナブル。ただ医療行為ではないので照射できる光量が低めに設定されており、効果を感じられるまでに時間がかかってしまいます。
光脱毛は3つの脱毛方式があり、サロンによって、もしくは導入している機械の種類によって違いがあります。日焼けをしていても照射できるSHR脱毛という方式もあるので、夏はどうしても日焼けをしてしまうという男性ならSHR脱毛を選ぶといいでしょう。
医療脱毛(レーザー脱毛)
医療脱毛はレーザーを使ってメラニン色素を破壊し、胸毛が生えないようにする脱毛方法です。医療という名前がついていることからもわかるように、医療脱毛は「美容外科クリニック」のような専門の医療機関でおこないます。施術も医師や看護師でなければ行えません。
レーザーをメラニン色素に当てて脱毛をするわけですが、メラニン色素が濃い部分になればなるほど痛みを感じやすくなります。毛が太い部分は痛みが強く出やすいです。ただ麻酔クリームを用意している機関がほとんどですから、痛みに耐えられない人でも比較的安心して施術が受けられます。
痛みがあるぶん結果も出やすく、短期間でも効果が実感しやすい脱毛と言えるでしょう。ただし、料金は光脱毛よりも高くなります。一部の医療脱毛は日焼け肌にも対応可能です。
電気脱毛
電気脱毛は毛穴にニードルを差し込み、そこに電気を流して毛根を死滅させます。光脱毛やレーザー脱毛は何年後かにまた生えてくる可能性があるのですが、電気脱毛は一度脱毛した部分からは二度と毛が生えません。どんな肌にも対応できますし、白髪にも対応できます。
1本ずつニードルを刺して脱毛するので時間はかかってしまいますが、自分の要望通りに毛の生え方をデザインできるのも電気脱毛の特徴です。ただ、ニードルを刺して電気を通すということから想像できるように、強い痛みを伴う脱毛方法です。また料金も光脱毛や医療脱毛と比べると高額になります。
胸毛脱毛にかかる回数・期間・費用目安
3つの脱毛方法を紹介しましたが、それぞれの脱毛方法で胸毛を脱毛するにはどれくらいの回数通わなければならないのかも気になるところですよね。脱毛完了にかかる期間や費用も脱毛方法によって異なりますから、その違いも知っておきましょう。
光脱毛
光脱毛は3つの脱毛方法のなかで一番リーズナブルな脱毛ですが、そのぶん脱毛完了までの期間が長くなる傾向にあります。元々の胸毛の量にもよりますが、かなり生えている人がツルツルになるまでには3年くらいかかってしまうことも。日焼けができない脱毛方式を選んでいるのに夏場に日焼けしてしまうと、さらに期間が長くなってしまうので注意が必要です。
通う目安の回数 | キレイな胸毛になるまでの回数・期間 | ツルツルになるまでの回数・期間 | 費用目安 |
5回 | 6〜12回/1〜2年 | 10〜18回/2〜3年 | 7〜10万円 |
医療脱毛(レーザー脱毛)
料金は高いものの、効果が実感できるまでが早いのが医療脱毛の特徴です。効果が実感しやすいので、光脱毛よりも早いスピードで脱毛が完了します。ただ、そのぶん光脱毛よりは料金が高めです。いきなり脱毛効果は実感できませんが、減ってきたなと感じるまでの期間も比較的短くなります。
通う目安の回数 | キレイな胸毛になるまでの回数・期間 | ツルツルになるまでの回数・期間 | 費用目安 |
3回 | 3〜6回/6〜12ヶ月 | 5〜10回/10〜18ヶ月 | 8〜15万円 |
電気脱毛
電気脱毛は1度脱毛した毛はもう生えてこなくなります。そのため、1回目からしっかり脱毛効果が実感できるのが魅力です。毛周期が関係してくるので1回で全ての毛を取り除くことはできませんが、他の脱毛方法よりも短期間でツルツルな胸を手に入れられるでしょう。
通う目安の回数 | キレイな胸毛になるまでの回数・期間 | ツルツルになるまでの回数・期間 | 費用目安 |
1回 | 3〜5回/6〜10ヶ月 | 5〜8回/8〜12ヶ月 | 15〜23万円 |
胸毛脱毛をするメリット
胸毛にコンプレックスを抱えつつも、「本当に胸毛脱毛は意味があるのだろうか」と半信半疑の男性もいるのではないでしょうか。胸毛脱毛をしたときに得られるメリットを紹介します。
自信を持って水着が着れる
胸毛にコンプレックスを抱えていると、水着を着るときにちょっと困ってしまいますよね。女性は日焼けを気にする人が多いので、水着のうえからTシャツやラッシュガードを着ている人も多いですが、男性はなかなかそうもいきません。
胸毛の脱毛をすれば気にするものは何もないので、自信を持って水着が着れます。夏のレジャーが楽しくなるでしょう。
女性からも好印象を持たれやすい
胸毛にいい印象を持たない女性が多いことは、冒頭に説明した通りです。胸毛が生えている範囲が広かったり、毛が濃かったりすると、Tシャツから胸毛が見えてしまうことってありますよね。そういった男性でも、胸毛脱毛をすれば女性から好感持たれやすいです。新しい恋のチャンスがあるかもしれません。
ニオイが気になりづらくなる
胸毛があることで、汗をかいたときなどにニオイがこもりやすくなってしまいます。体臭が気になるという方も、胸毛脱毛をすればニオイが気になりづらくなるのです。汗をかいたとしてもさっと拭くだけでいつでも清潔な状態をキープできます。
胸毛脱毛を早く完了させるコツ
胸毛脱毛は脱毛方法によっても完了までの期間が変わりますが、普段からコツを意識して生活しておけば、さらに早く脱毛が完了します。早く効果を実感して少ない回数で脱毛を完了するためにも、コツを押さえてから脱毛に臨みましょう。
コツ 1. 毛や肌の状態に合わせた脱毛方法を選ぶ
胸毛に白髪が混じっている、肌がもともと黒い、日焼けをしやすい、量は多いけれど毛は細いという方などは、その状態に合わせたクリニック選びが肝心です。白髪には反応しない機械や、少しでも日焼けをすると使えない機械、細い毛には反応しづらい機械など、同じ脱毛方式だとしても機械によって違いがあります。
なかなかご自身で判断しづらいと思いますので、クリニックに相談して毛質・肌質に合った脱毛方法を選びましょう。
全体は医療脱毛で脱毛して、反応しない毛は電気脱毛にするといった組み合わせをすることで、料金を抑えながら確実な脱毛ができるケースもあります。
コツ 2. 自己処理に毛抜きを使わない
Tシャツからはみ出してしまう部分の胸毛を毛抜きで抜いてしまっていませんか?毛を抜くと毛周期が狂ってしまうので、脱毛中は絶対におすすめできません。できるだけ少ない回数で脱毛を完了させるために、自己処理に毛抜きを使うのはやめましょう。自己処理方法はサロンやクリニックでも教えてもらえますが、基本的にカミソリならOKです。
コツ 3. 日焼けを避ける
日焼けしても脱毛できる機械はありますが、多くの光脱毛・医療脱毛は日焼け肌に施術ができません。「ちょっとくらいいいだろう」という気持ちで日焼けをしてしまった結果、数ヶ月間脱毛ができなくなってしまうこともあります。
夏のレジャーを楽しむときは、胸毛を含めた脱毛箇所を日焼けさせないように、日焼け止めを使ったり、裸で過ごしたりするのはやめたりしましょう。
コツ 4. 決められた脱毛間隔を守る
光脱毛と医療脱毛は、機械の種類によって最適な脱毛間隔が決められています。できるだけ短期間で脱毛を完了させるためには、この脱毛間隔を守ることが大切です。
脱毛は完了までに長い期間を要するので、途中から「めんどくさいな」と感じることもあるかもしれません。次の予約が先の日付になるので、「後で予約しよう」と思って忘れていたということはよくあります。直前や当日でなければペナルティなしで予約変更できますので、先の予定が見えなくても毎回の施術の際に次の予約日を決めておくといいでしょう。
胸毛脱毛で清潔感アップ!回数や費用を参考に脱毛方法を決めよう
胸毛を脱毛すれば体臭が気になることもなくなりますし、清潔感がアップするので女性からもいい印象を持たれやすいです。今回3つの脱毛方法を紹介しましたが、それぞれ完了までの回数や費用に違いがありますので、比較してご自分に合った脱毛方法を決めてください。
他のパーツでムダ毛が気になる箇所があるのであれば、胸毛脱毛と同時にスタートすることでサロンやクリニックに行く回数を減らせます。気になる毛とサヨナラして、コンプレックスのない自分になりましょう。