水性と油性はどう違う?脱毛ワックスの種類とそれぞれの特性とは

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水性と油性はどう違う?脱毛ワックスの種類とそれぞれの特性とは

手軽に脱毛ができるワックス脱毛は、とても人気が高いものの、一言でワックスといってもさまざまな種類のワックスがあります。ワックスを大きく分けると、「水性ワックス」「油性ワックス」「ハードワックス」の3種類です。近年では、水性ワックスと油性ワックスが人気ですが、水性と油性にはそれぞれどのような違いがあるのでしょうか。

肌に直接つくものですから、しっかりと特性を知っておくべきです。ここでは、ワックス脱毛の水性と油性の違いについて、詳しくご紹介します。

この記事のポイント

  • ワックス脱毛は永久脱毛ではないが施術直後からツルツルになる
  • ワックス脱毛には水性ワックスと油性ワックスがあり水性ワックスのほうが自己処理しやすい
  • ワックス脱毛は施術後のケアなどを考えるとプロに依頼したほうが良い

ワックス脱毛は毛を引き抜く脱毛

ワックス脱毛は毛を引き抜く脱毛

ワックス脱毛とは、とろみのあるワックス上の塗料を脱毛したい部位に塗り、それが無駄毛と固まって、引きはがすことで脱毛を行う施術方法です。レーザー脱毛と比較すると、価格も安価であるため、女性を中心に人気が高まっています。

さらに、レーザー脱毛の場合、脱毛効果が実感できるまでにある程度回数を重ねないといけません。一方、ワックス脱毛であれば即日ツルツルの状態にすることができるので、「短期的に脱毛をしたい」と考えている方からの需要も多い傾向です。

また、ワックス脱毛の種類によっては、自宅でセルフ脱毛もできます。カミソリで剃毛した場合、すぐに太い毛が伸びてくるのですが、ワックス脱毛は毛根からムダ毛を抜き取るので、毛のない状態を長く維持できるのも魅力です。

ただし、セルフでワックス脱毛をする場合は、使い方や特性などをしっかりと理解しておかないと、肌を傷つけてしまう恐れがあります。

除毛に分類される脱毛法

ワックス脱毛は、脱毛といわれているものの、サロンの光脱毛とは根本的に脱毛方法が異なります。ワックス脱毛は、除毛に分類されているものであり、厳密にいうと脱毛ではありません。光脱毛であれば、即効性はありませんが、何度も通うことで徐々に毛が細くかつ薄くなっていきます。脱毛ではなく、あくまでも除毛であることを理解しておきましょう。

ワックス脱毛の脱毛効果がすぐに確認できるが永久脱毛ではない

ワックス脱毛の主なメリットは次の3つです。

  • 脱毛効果がすぐに見える
  • 価格が安い
  • 自由にデザインができる

ワックス脱毛には、即効性があります。急ぎで脱毛をしたいのであれば、光脱毛ではなくワックス脱毛がおすすめです。価格も比較的安いので、手軽に脱毛をすることができるでしょう。

光脱毛だと、一度脱毛が完了してしまえば、再び元の状態に戻すことが難しいです。しかし、ワックス脱毛であれば、一定期間で元の状態となるので、眉毛やアンダーヘアなどを自由にデザインすることもできます。一方で、ワックス脱毛の主なデメリットは次の2つです。

  • 再び毛が生えてくる
  • 脱毛後は毛穴が開き、肌が弱っているので適切なケアが必要

光脱毛であれば、永久脱毛ではないものの、それに近い状態にすることが可能です。しかし、ワックス脱毛は、毛根ごと抜き取るので生えてくるまでの期間はあるものの、必ず再び生えてきます。生えてくるまでの期間は個人差がありますが、2~3週間程度で再びワックス脱毛をする必要があるでしょう。また、ワックス脱毛では、力技で毛根から毛を抜きとります。そのため、脱毛直後は肌が弱っており、毛穴も開き切っているので、肌トラブルにならないように適切な肌ケアが必要です。

ワックス脱毛の3つの手順

ワックス脱毛をするためには、まず脱毛できる状態にしておく必要があります。ワックス脱毛ができるかどうかは、以下の3つの手順を確認してみましょう。

  • 毛の長さが1~3cm程度あるか
  • けがやニキビ、吹き出物はないか
  • 2週間以内にレーザー脱毛や日焼けをしていないか

上記に該当する場合は、ワックス脱毛が避けたほうがおすすめです。ワックス脱毛ができる状態であれば、脱毛箇所をしっかりと洗って、汚れと脂分を落とします。その後、タオルで乾かしてからワックスを塗りましょう。乾いた状態でないと、しっかりワックスが毛を吸着することができません。

ストリップというシートをワックスの上にのせて、ワックスとストリップが密着するように押し付けます。ワックスが乾いて固まってきたら、毛の生えている方向と逆方向に、ストリップをはがすとワックスに密着した毛が一気に抜けます。ゆっくりとはがすと痛いので、一気にはがすのがポイントです。

脱毛後の肌は敏感なので、お風呂やプール、海などには入らず鎮静作用のある化粧水などを使って肌をいたわりましょう。この際に、油分が多いクリームを使うと、毛穴に詰まりやすいので気を付けてください。

ワックス脱毛には大きく分けて2種類ある

ワックス脱毛には大きく分けて2種類ある

ワックス脱毛と一言で言っても、さまざまな種類があります。サロンなどで人気なのは、水性ワックスと油性ワックスです。そのほかにも、ハードワックスなどがあり、それぞれのワックスには特徴があります。

なかには、素人がセルフ脱毛をするのに向いているタイプや、ワックス脱毛に慣れた人が取り扱わないと、肌を傷つけてトラブルを引き起こすなどのリスクも。そのため、それぞれの特性を把握することが必要です。

肌に優しい水性ワックス

水性ワックスは、ソフトワックスとも呼ばれており、はちみつや砂糖などを原料となっているワックスです。イメージとしては、水あめのようなものをしてみるとよいでしょう。原料をもとから、シュガーワックスと呼ばれることも。

はちみつや砂糖が原料ということで、万が一人の口の中に入ったとしても害がありません。さらに、肌への負担も小さいことから、日本の脱毛サロンで使われているワックスとしては、最もシェアが大きいといえるでしょう。

水性ワックスは低刺激で安全

水性ワックスの主なメリットとしては、次の3つのようなものがあります。

  • 肌への刺激が少ない
  • 使いやすい
  • 安全

水性ワックス最大のメリットは、肌への負担が小さいということです。肌に直接塗り付けるものであり、特にVIOへの脱毛については、粘膜の近くであるため、肌に良くないものを使うのは不安があります。また、扱いやすいというのも人気の一つです。非常に柔らかな水あめ状なので、ワックスを塗った時に間違って塗りすぎてしまったとしても、簡単に水で洗い流すことができます。

そのため、修正が効きやすく、失敗が少ない脱毛ワックスといえるでしょう。もし、セルフ脱毛をする場合、このタイプであれば、失敗のリスクを低くすることができます。

水性ワックスは粘着力が弱い

水性ワックスのデメリットとしては、次の2つがあります。

  • 粘着力が弱い
  • 薄い毛や細い毛が残る場合がある

水性ワックスのデメリットは、使いやすいがゆえの粘着力の弱さ。特に、産毛などの短い毛や薄い毛の場合、せっかくワックス脱毛をしたのに、残ってしまっているという状態になりやすい傾向です。

そのため、一度のワックス脱毛ではなく、複数回の処理が必要な場合もあります。水性ワックスは、肌に優しいことが売りですが、なんども脱毛をしてしまうと、肌へのダメージが蓄積されていってしまいます。

そのため、普段自己処理をしている場合は、水性ワックスで脱毛する2週間前には自己処理を控えて、最低でも1cm程度の長さがある状態にしておくようにしましょう。

粘着力の強い油性ワックス

油性ワックスとは、一見すると水性ワックスのように見えるかもしれませんが、原料として天然のロジンやロジンエステルを使っています。ロジンというのは、松ヤニで砂糖や、はちみつと比較して、粘着力が強いのが特徴です。また、油性ワックスの分類の中で、固形タイプのハードワックスもあります。

油性ワックスは細い毛や短い毛もしっかり脱毛

油性ワックスのメリットは、主に次の3つがあげられます。

  • 細い毛もしっかり吸着する
  • 短い毛でも脱毛可能
  • 完全なワックス脱毛ができる

油性ワックスは、水性ワックスと比較して吸着力が高いことから、水性ワックスではうまく吸着できない薄い毛や短い毛でも一度の処理で脱毛することができます。1cm未満の短い毛でもきっちり脱毛するので、特に産毛が多いという方にもおすすめ。ワックス脱毛の代名詞でもある、「つるつるの肌」を実現させられる可能性が高いです。

油性ワックスは肌を傷つけるリスクがある

油性ワックスのデメリットは、主に次の3つです。

  • 時として肌を傷つけることがある
  • 肌以外の場所につくと取れなくなることがある
  • 肌に良くない成分であることが多い

油性ワックスは、吸着力が強いため、水性ワックスでは難しい毛も簡単に抜くことができます。しかし、その吸着力の高さは毛だけではなく肌にも影響があるのです。時として、皮膚ごとはがれてしまうこともあるので、取り扱いには十分な注意が必要になります。また、角質もはがれる恐れがあるので、しっかりとしたケアが必要です。

そして、油性ワックスで脱毛する際に、衣服などについてしまうと取れなくなってしまうことがあるため、汚れてもよい服などで脱毛をするようにしましょう。油性ワックスの原料であるロジン、つまり松ヤニは肌に良くない成分です。場合によっては、肌トラブルの原因となることも。

しかし、近年では肌への刺激の少ない高品質なロジンエステルを使用しているワックスもあるので、心配な場合は事前に確認するようにしましょう。

どちらも脱毛方法自体に変わりはない

どちらも脱毛方法自体に変わりはない

水性ワックスでも油性ワックスでも、どちらの脱毛方法でも、手順は変わりません。むしろ、脱毛をする部位によって使い分けが必要です。例えば、VIOラインなどのデリケートな部分に関しては、肌への負担が小さく安心感の高い水性ワックスで脱毛をしたほうが良いでしょう。

一方で、産毛が短い毛、普段処理をしているせいで、毛が短めになっている状態などの場合は、油性ワックスでしっかりと脱毛をすることをおすすめします。そして、もしセルフ脱毛するのであれば、より安全性の高い水性ワックスがよいでしょう。

ただし、しっかりと脱毛ができなかったり、水性ワックスでも肌を傷つけてしまったりする可能性があります。そのため、できれば専門家であるサロンで施術してもらうほうが安心できるでしょう。

特性を把握して適切に脱毛を

特性を把握して適切に脱毛を

ワックス脱毛には、水性と油性のワックスがあり、それぞれに特徴があります。

  • 吸着力は弱いものの、安全性が高く失敗しにくい水性ワックス
  • 吸着力は高いが肌を傷つけやすく、アレルギーの恐れもある油性ワックス

特性を理解したうえで、ワックス脱毛をすることが必要です。「セルフでワックス脱毛をしている」という事例が多いものの、適切な脱毛、そして脱毛後のケアをするためにも、サロンで対応してもらうことをおすすめします。

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