鼻毛処理はどこまでするべき?頻度・長さなどの方法をチェック

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鼻毛処理はどこまでするべき?頻度・長さなどの方法をチェック

相手の鼻毛が出ているのに気づいても、そのことをなかなか伝えられない人は少なくありません。そもそも基本的な身だしなみとして、鼻毛は常に整えておきたいもの。しかし、鼻毛としての役割があるため、すべてを取り除くわけにもいきません。

今回は、ビジネスシーンにおいて、重要な身だしなみの一つ「鼻毛」について、具体的な調査結果を明示しつつ、鼻毛の適切な処理方法について解説します。ムダ毛の処理方法には、いろいろありますが、鼻毛にはNGの処理方法も。自分は間違った処理をしていないかどうかも確認しましょう。

この記事のポイント

  • 気になる身だしなみ1位は鼻毛で59%!上司や顧客には9割以上が指摘できない
  • 鼻毛にはウイルスやほこりの侵入を防ぐ役割もあるのですべてを抜いてはいけない
  • 鼻毛向いている処理方法で適切な本数や長さを残しつつ処理を進めよう

気になる身だしなみ1位は鼻毛で59%!しかし立場が上の人には9割が指摘できず

気になる身だしなみ1位は鼻毛で59%!しかし立場が上の人には9割が指摘できず

パナソニックは、 2018年7月20~50代の会社員男女500名(年代・性別均等割付)に対して、ビジネスシーンでの身だしなみについてアンケートを実施しました。ビジネスシーンにおいて、他人の身だしなみで気になる点を質問したところ、59%と6割近い人が「鼻毛が出ている」点を挙げました。

その一方で、鼻毛が出ていることを相手に伝えるかどうかを質問したところ、相手との関係性が目下の後輩や部下だと3割前後が「伝える」と回答。しかし、相手が先輩の場合は11%、上司の場合だとわずか6%、クライアントにいたっては3%しか伝える人はいませんでした。

鼻毛は、男性ホルモンの多さや加齢によって、伸びる傾向といわれています。社会人として経験を積んで自分の地位を確立し、後輩や部下ができてくるころに、鼻毛が出やすくなっている年齢に差し掛かる状況です。しかし、なかなか指摘してもらえない状況に陥ることが想像できます。

鼻毛の処理は、若いころから意識的に行いましょう。日ごろから手入れを行い、相手から見ても見苦しくないようにしておくことが、社会人としての基本的なマナーです。

鼻毛の基本的な役割と適切な処理間隔・処理する長さ

鼻毛は、体毛の中でも重要な役割を持つ毛です。そのため、すべてを除去してしまうと病気になるリスクが高まってしまいます。鼻毛の役割と、適切な処理について詳しく見ていきましょう。

鼻毛の基本的な2つの役割

鼻毛の基本的な役割は、「異物を防ぐフィルター」「鼻腔内の湿度を保つ」といった2つです。異物は、ホコリや花粉などの粉じんから、病原体となる細菌などいろいろあります。鼻毛は、これらの侵入を防ぎ、異物の侵入による病気から身体を守ろうとするのです。

鼻の奥は粘膜で、常に湿った状態になっています。この粘膜が乾燥すると「ドライノーズ」という状態になりかねません。ドライノーズは、気温が下がり空気が乾燥しても起こりやすくなります。「鼻の奥がひりひりとした感覚」「ムズムズ感や鼻血が出やすくなる」などの不快な症状が特徴です。

粘膜の乾燥がさらにひどくなると、風邪やインフルエンザなど感染症にかかるリスクも上がってしまうので注意しましょう。このように、鼻毛には重要な役割があるため、すべてを取り除いてはいけません。

鼻毛が見えてしまう手前の部分のみ処理をし、奥のほうは残すようにすることが、鼻毛処理の鉄則となります。このことを踏まえて、鼻毛の適切な処理方法について見ていきましょう。

鼻毛の適切な処理方法(処理頻度と適切な長さ)

鼻毛は、1ヵ月で4~5mm程度伸びてきます。鼻の出口近辺でこの長さがあると、外に出てきてしまうので、処理頻度は1ヵ月に1回がおすすめです。また、適切な処理範囲は、鼻の入り口から1cm程度までを短くします。鼻毛の場合、すべて処理しなくても問題なく、伸びた分(4~5mm分)を短くカットすればよいでしょう。外から見て鼻毛が出ておらず、鼻毛の役割を妨げない程度の長さを残す処理が理想です。

やってはいけない鼻毛処理の方法

やってはいけない鼻毛処理の方法

鼻毛処理の方法として、やってしまいがちな処理方法ですが、実はNGのものがいくつかあります。

  • 毛抜きや手指を使って直接引き抜く
  • 除毛クリームを使っての除毛
  • ハサミを使ってのカット
  • レーザーや光を照射して行う脱毛

これらはどうして問題なのかについて詳しく説明します。

毛抜きや手指を使って直接引き抜く

「鼻毛を毛抜きや手指で抜く」という処理方法は、鼻毛処理の中でもタブーとされている方法です。鼻毛処理で、ついやってしまうという人もいるのではないでしょうか。手軽で気になるとすぐに抜けるので、習慣となっている人もいます。

しかし、毛を抜くと毛の根元にある毛包部に傷がつくため注意が必要です。鼻の中は、湿度が高いので細菌が繁殖しやすい環境が整っています。そのため、傷ついた毛包部から黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌などの細菌が入り込み、毛嚢炎を起こるかもしれません。

毛嚢炎とは、毛包部が炎症を起こし赤くなったり、膿がたまったりする病気です。毛嚢炎が悪化すると、体調不良となる場合もあります。特に、鼻の中は湿度が高く毛嚢炎になりやすい環境です。

除毛クリームを使っての除毛

除毛クリームは、体毛の主成分であるタンパク質を溶かすことで、毛を除毛する働きを持つクリームです。タンパク質は、皮膚にも含まれるので肌の薄い部分や粘膜部分には使えません。

除毛クリームには、「適用部位」が必ず示されていますが、「顔」が対象に入っていることはほぼありません。鼻毛は、鼻腔内にあり、そもそもどんな除毛クリームでも適用部位の範囲外のはずです。体毛に効くからといって鼻毛に利用すると肌トラブルが発生する可能性が高くなるので、決して鼻毛処理には使わないでください。

ハサミを使ってのカット

鼻毛専用ハサミで出ている部分をカットする方法です。実は、ハサミを使って日常的に鼻毛の手入れをしている人は多く見られます。ニッケンかみそり株式会社の調査によると、男性の90%は鼻毛処理をしており、その54%は「鼻毛用のはさみ」で処理しているという結果でした。

2位は、「電気シェーバー」「手で抜く人」が23%ずつで、はさみは一般的な処理方法として実際に処理している人が大多数です。ハサミを使ってのカットは、鼻の中を確認しながらカットするのが少々難しい点があります。

鼻毛用ハサミは鼻の中を傷つけないデザインになっているため、鼻毛を切ること自体は危険ではありません。しかし、鼻毛を切り過ぎてしまう危険性があるので、避けたほうが無難です。

レーザーや光を照射して行う脱毛

レーザーや、光を照射して行う医療クリニックの医療レーザー脱毛や美容サロンの光脱毛は、毛包部にピンポイントで光を照射し、毛根から脱毛する方法です。しかし、鼻の中は粘膜でおおわれているため、基本的に医療クリニックでも美容サロンでも光脱毛での処理は行っていません。その理由は、粘膜は非常にデリケートで、傷をつけてしまう可能性があるためです。鼻脱毛は、ワックス脱毛で対応するサロンが多いので、ワックス脱毛を検討することになります。

鼻毛処理に適した処理方法は2つ

鼻毛処理に適した処理方法は2つ

鼻毛処理におすすめの脱毛方法は以下の2つです。

  • 鼻毛専用の電気シェーバーによる処理
  • 美容サロンで行われている光脱毛

それぞれ、鼻毛処理に適している理由を説明します。

鼻毛専用の電気シェーバーによる処理

鼻毛専用の電気シェーバーは、自宅での鼻毛処理に使うのにとても適した道具です。鼻の中を傷つけず、鼻毛を理想の形に整えることができます。1ヵ月に1回の処理で、専用の電気シェーバー購入は、少しぜいたくに感じるかもしれません。

しかし、電気シェーバーは機能だけでなく、コスト面でも優秀です。例えば、パナソニックの「エチケットカッター(鼻毛カッター) ER-GN51」の場合、大手ECサイトで購入すると3,000円程度で購入できます。

美容サロンで行われているワックス脱毛

美容サロンで行っているワックス脱毛の中でも、ハードワックスを使った脱毛は、鼻毛の処理に向いている脱毛方法です。細かいレベルで脱毛範囲を決めることができ、鼻の入り口から1cmまでの鼻毛をきれいに脱毛できるため、鼻毛が外に出ることはありません。

ワックス脱毛も、お手入れの頻度は1ヵ月程度です。永久脱毛ではありませんので、機能を残しておきたい鼻毛の処理方法としても適しています。ゼルモでも行っている、ワックスを使った鼻毛脱毛方法の一般的な流れは以下の通りです。

1.鼻の穴・鼻周りを除菌:脱毛前には除菌をします
2.鼻の穴にワックスを挿入:ワックスが付いているスティック状のものを鼻に挿入します
3.ワックスを引き抜く:約1分経過後、いよいよワックスの付いたスティックを素早く抜き取ります

鼻毛脱毛の範囲は、鼻の穴入り口1cm程度、鼻の穴に沿って1周です。「痛そう!」と思いますが、実際は一瞬なので痛みはほとんどありません。ゼルモの鼻毛のワックス脱毛は、他箇所との併用になるため、「へそ下・手の甲指・足の甲指」のどれかから選び、2,000円(税抜き)の都度払いで終了です。

鼻毛処理は基本的な身だしなみの一つ!定期的な手入れで清潔感を

鼻毛処理は基本的な身だしなみの一つ!定期的な手入れで清潔感を

年齢を重ねていくと鼻毛は出やすくなるのに、周囲から指摘してもらいにくくなる傾向が強まります。そのため、自分自身で注意して手入れをしなければ、相手に「鼻毛が気になる」「基本的な身だしなみが整えられない人なのかも」と印象が悪くなるかもしれません。

鼻毛自体には、フィルターの役割や鼻腔の乾燥を防ぐ役割があるため、完全になくしてはいけません。奥のほうの鼻毛は残しつつ、手前1cmぐらいの部分に対して鼻毛処理を行える方法で、正しく処理を進めてください。1ヵ月に1回の処理で問題ないので、大きな負担にはなりません。

ゼルモでも、鼻毛の脱毛が可能なので、ぜひお問い合わせください。あまり時間もかからず、すっきりと鼻毛の脱毛を済ませることができます。鼻毛処理を毎月の習慣として、ビジネスシーンで相手に清潔感のある大人の印象を与えられるようにしてくださいね。

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